サンルームと言えば、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
やはり、室内でありながら室外のような気持ちの良い部屋のイメージがあり、注文住宅にとり入れてみたいですよね。
この記事で紹介するメリットとデメリットを照らし合わせて、注文住宅にサンルームをとり入れるかを考えてみましょう。
サンルームとは、たくさんの太陽光をとり入れるために、必要最低限な骨組み以外をガラス張りにした部屋のことです。
ほとんどがガラス張りのため、サンルームは部屋ではないと思われがちです。
しかし、天井があり、3方向以上が壁またはガラスで囲まれており、天井までの高さが1.5m以上であるため、部屋としてカウントされます。
また、サンルームは住宅に接しているタイプと、住宅から独立しているタイプがあります。
それでは、注文住宅にサンルームを設けることのメリットとデメリットをご紹介します。
*サンルームのメリットは?
1つ目は、自然光を浴びられることです。
これはサンルームの醍醐味であり、ガラス張りの天井は特に採光効果があります。
冬でもポカポカとした空間で、ゆっくりと昼寝を楽しめるでしょう。
2つ目は、エアコンをかけられることです。
サンルームは、夏は暑くなりすぎることがありますが、室内のためエアコンで温度調整ができます。
3つ目は、雨天時に洗濯物を干せることです。
雨が降りそうなときでも、洗濯物を干してから外出できるのは助かりますよね。
もちろん、晴天時も太陽光が洗濯物にしっかりと当たります。
4つ目は、花粉が飛散しているときでも安心して洗濯物を干せることです。
花粉だけでなく、黄砂やPM2.5、近所の工事現場からの砂埃から洗濯物を守れるでしょう。
5つ目は、子どもやペットも楽しく遊べることです。
屋外で遊びたがっている子どもやペットのために外出しようと思っても、仕事や家事などのタイミングによって難しいことがあります。
そのとき、室外のようなサンルームで遊ばせると、子どもやペットは満足するでしょう。
*サンルームのデメリットは?
1つ目は、コストがかかることです。
部屋を1つ作ることになるため、コストがかかることを考慮して、サンルームを設置するかを考えましょう。
また、サンルームの床面積は、固定資産税の対象であるため、いくらの税金がかかるかもあわせて確認することが大切です。
2つ目は、エアコンがないと適した室内温度になりにくいことです。
メリットの2つ目と相反するようですが、ガラスで囲まれたサンルームは、外気温度の影響をよく受けます。
そのため、サンルームにエアコンを設置するか、隣の部屋にサンルームまでよく効くエアコンを設置すると良いでしょう。
3つ目は、メンテナンスが必要なことです。
サンルームの屋根によく使われる樹脂パネルは、10年程度で弾力性が薄れ、落雪の衝撃に耐えられなくなることがあります。
メンテナンスが必要なのはサンルームだけではなく、住宅の屋根や外壁にも言えることですので、注文住宅をご検討中の方は住宅会社にメンテナンスのことも相談しておきましょう。
サンルームは、自然光を浴びられる部屋で、子どもやペットが楽しく遊べるだけでなく、雨天時や花粉の飛散時に洗濯物を干せるメリットがあります。
また、サンルームを設置するときは、どのくらいコストやメンテナンスが必要かを考慮しましょう。
豊中市で注文住宅をお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。