普段は何気なく見ているドアには、実はいくつかの種類が存在します。
そのため、注文住宅のドアについて考える際は、あらかじめドアの特徴を知っておくと良いでしょう。
この記事では、豊中市で注文住宅をお考えの方へ向けて、ドアの種類やその選び方を解説します。
1種類目の引き戸は、横にスライドするドアです。
開口部が広いため、出入りしやすく、風通しも良いでしょう。
ただし、音漏れしやすかったり、レール上にゴミがたまりやすかったりします。
2種類目の開き戸は、前後に開くドアです。
気密性が高く、音漏れしにくく、掃除しやすいことが特徴です。
ただし、開閉時にスペースを取るため、身体の不自由な方には使いにくい可能性があります。
3種類目の折れ戸は、横にスライドしながら折れたたむドアです。
効率良く空間が使えるドアです。
ただし、折りたたむタイプである分、開口部が狭くなり、掃除がしにくいでしょう。
*設置場所を選びましょう!
洗面所の入り口には、引き戸を選びましょう。
あまり空間が広くない洗面所には、ドアが邪魔にならない引き戸がおすすめです。
また、洗面所はカビが生えやすいため、風邪を通すために開けっ放しにしても大丈夫なドアが良いでしょう。
リビングの入り口には、開き戸を選びましょう。
このとき、高さのあるドアを選ぶことで、リビングが広く見えます。
高さがある分、風通しがよく、空間が明るくなります。
収納スペースには、折れ戸を選びましょう。
例えば、クローゼットに2つの折れ戸を設置すると、両開きになり、衣服を探しやすいでしょう。
ちなみに、折れ戸は隙間風が入ってしまうため、収納スペース以外にはあまり向きません。
*機能を選びましょう
お子さまがドアで指を挟まない工夫として、ソフトクローズ機能を活用するのはいかがでしょうか。
ドアがゆっくりと閉まるため、安全だと言えます。
引き戸のレール上にゴミがたまらない工夫として、上吊り式の引き戸はいかがでしょうか。
ドアの下はレールがなく、平らであるため、掃除機がかけやすくなります。
*素材を選びましょう!
柔らかな暖かさを与えてくれる空間にしたい場合は、天然木素材を使うと良いでしょう。
また、天然木は経年変化を楽しめます。
注文住宅のドアを傷や汚れに強くしたい場合は、表面を樹脂シートにすると良いでしょう。
お子さまがペタペタと触ったり、落書きしたりしても、手入れがしやすいため、安心です。
空間にたくさんの光を取り入れたい場合は、ドアの一部または全部をガラス製にすると良いでしょう。
すりガラスにすることで、室内がはっきりと見えないため、プライバシーも保てます。
ドアには、大きく分けると、引き戸・開き戸・折れ戸の3種類があります。
現在住んでいる家のドアを改めて確認し、どこにどの種類のドアが使われているのか、不便なことはないかを考えてみましょう。
ぜひ、あなたの注文住宅にピッタリのドアを見つけてみましょう。