会社でリモート会議をすることが増えたが、家族の声が聞こえてしまうために会議に集中できない。
そんな方で注文住宅を考えている方にとっては、防音室の重要性は既に痛感しているのではないでしょうか。
今回は特に豊中市でこのお悩みをお持ちの方へ、注文住宅で防音室を取り入れる際の注意点を解説します。
防音室の1つ目の種類は、ユニットタイプです。
このタイプで防音室を設計する場合は、室内に更に小さいボックスを組み立てることによって作ることになります。
小さいので圧迫感はありますが、リモート会議に使用するのであれば十分利用できます。
部屋自体を工事する必要がなく、室内にパネルを建てるだけで設置が終了します。
そのため、必要な工事日数は多く見積もったとしてもたったの1日。
しかし、専門の会社に依頼することになることには注意しておきましょう。
2つ目は、フリータイプです。
ユニットタイプと違い、このタイプは部屋ごと防音室にします。
このタイプはフリータイプよりも遮音性が高いので、楽器を演奏する場合にはこちらのほうが良いと考えられます。
楽器を演奏する際にはこちらのほうが使用用途が広がりますので、検討するのも良いでしょう。
特に注意しなくてはいけない点としては、自分がどのような目的で防音室を取り入れるのかということです。
防音室をとりあえず設置したら、音が外部から完全に遮断できるというわけではありません。
例えば寝室で外部からの音を遮断したいという要望であれば、外部からの遮音専用の対策が必要です。
音楽室として用いたければ外部に音をもらしたくないので、吸音専用の対策が必要ですし、振動に対しては防振対策が必要です。
また、空調設備を設置することも意識しましょう。
防音室は気密性が高いため、熱がこもりやすくなります。
その結果、熱に弱い音響機械や楽器が壊れてしまう可能性もあるので注意が必要です。
エアコンを設置するのがおすすめですが、壁に穴を開けることで防音性が弱まる危険性もあります。
そのため、消音器を設置して、音を吸収しながら換気できる環境をつくることが重要です。
防音室においていちばん重要なのは、自分がなんのためにその防音室を作成するのかということが伝わりましたでしょうか。
当社では、ご要望やご予算にしっかりとマッチした提案が可能です。
注文住宅をお考えで、防音室を設置したいとお考えの方はぜひ当社にご連絡下さい。