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不動産業界において、繁忙期になるのは就職や就学、転勤など人生の節目になるイベントが多い季節です。
具体的に最も忙しくなるのは1月から3月にかけてで、この時期は物件が多く動き、転居先を探す方が非常に増えます。

9月から10月は第二の繁忙期と呼ばれています。
この期間は結婚をする方が多く、独身の方が利用する部屋よりも大きめの物件が動きやすいのです。
さらにこの時期には転勤する方も多く、ファミリー向けの物件も多く出回ります。

不動産業界における閑散期は、先ほどご紹介した繁忙期に当てはまらない期間です。
特に4月になると一気に閑散期になり、物件の数が急激に減少します。
しかしながら、繁忙期に売れなかった物件を大家さんがどうしても売りたいと、価格を安く設定する方がいるようです。

また、7月から8月の夏場は最大の閑散期の一つです。
夏場は非常に気温が高くなるため、不動産会社を訪れたり、物件を内覧する方が少なくなる傾向にあります。
この時期には夏休みやお盆休みも重なるため、わざわざ住まいを変える方は少ないのです。

では、家を建てる時期はどのようにして選べば良いのでしょうか。

家を建てる時期の選び方として最適なのが、ライフサイクルに合わせて選ぶことです。
例えば、お子様が入学を控えているのであればそれまでに住まいを完成させる必要がありますし、お子様がまだいない場合でも出産前後は体への負担が非常に大きくなります。
そのため、家を建てる時期はライフサイクルに大きく関係しています。

注文住宅が完成するまでにかかる時間は条件や立地によっても変わってきますが、目安としては着工から竣工まで3ヶ月から6ヶ月ほど見ておくと良いでしょう。
この期間を逆算して、いつから入居したいのかを決めましょう。

不動産業界の繁忙期と閑散期はいつなのか、知っていただけたでしょうか。
この時期をしっかり把握しておくと、あえて閑散期を選んでご自身のペースで家づくりができるという動き方もできますね。
本記事が家づくりをする時期を決めるヒントになれば幸いです。