注文住宅の魅力の1つに、間取りの自由さがあります。
自由に間取りを決められることで、快適に暮らせる家が完成するのです。
しかし、うまく間取りを決めなければ、後悔する可能性もあることを忘れてはいけません。
そこで今回は、間取りで後悔しやすいことや間取りを決める際のポイントを紹介します。
ここでは、間取りで後悔した例を2つ紹介します。
1つ目は、トイレの水を流す音が聞こえるという例です。
トイレで気になるのは、排泄の音や水を流す際の音です。
これは、トイレを利用する人もリビングでくつろいでいる人も気になることでしょう。
トイレとリビング・ダイニングが近い場合は、トイレで発生する音が聞こえてしまい、不快感を覚える可能性があります。
また、来客が使用しづらく感じることもあるでしょう。
こういったことを避けるためには、一定間隔リビング・ダイニングと距離を取ったり、建具で音が伝わらない工夫をしたりすることがおすすめです。
2つ目は、事前に設置する家具を考えていなかったという例です。
間取りを決める際に、すでに設置したい家具が決まっていることは少ないでしょう。
一方で、家具が決まっていないまま間取りを決めると、家具を設置できなかったり設置したら部屋が狭くなったりしてしまい後悔することがあります。
家具での失敗を防ぐには、間取りを考える段階で、新居で使用したい家具を決めておくことが効果的です。
間取りを決める際には、以下のポイントを活かすと良いでしょう。
*優先順位をつける
間取りを決める際には、家族でどのような間取りにしたいか希望を取りましょう。
その結果、多くの要望が生まれるはずですが、その要望に優先順位をつけることが大切です。
実際に住むことをイメージして、何が大切かを考えましょう。
*周辺の環境
土地が面している道路や方角、日当たりなど、周辺環境によっても間取りは左右されます。
家の周りがどのような環境になっているかを事前に把握した上で、間取りを決めることがおすすめです。
今回の記事では、間取りで後悔しやすいことや間取りを決める際のポイントを紹介しました。
間取りを工夫することで、家での生活の快適さは大きく向上するはずです。
そのため、今回紹介した失敗例やポイントを参考にしながら、住む人全員が快適に暮らせる間取りになるように工夫してみましょう。