お役立ち記事

無垢材とは、一本の木から必要なサイズの木材を切り出し、一枚板にしてそのまま使用した資材のことを指します。
無垢材は木材を伐採後、乾燥や加工を経た後に、利用されます。

一方で、無垢材と比較される集成材は複数の木の板を接着材で張り合わせた資材です。
無垢材は集成材と比較して、木本来が持つ性質を生かせます。

1. 化学物質を含まない

無垢材は接着剤などの化学物質を使用していないため、小さなお子様やペットも安心して暮らせます。
お子様がアトピーやアレルギーなどの症状をお持ちの場合、無垢材の家をおすすめします。
実際に、無垢材の家に住み始めてから症状が軽減された事例が多くあります。

2. 室内の温度と湿度調節

鉄やコンクリート、集成材に比べて、天然木は熱伝導率が低く、寒暖差を和らげてくれます。
そのため、寒い冬や暑い夏も比較的、快適に過ごせるのです。
また、湿度の高い時期は余分な湿気を吸収し、乾燥する時期は排出する調湿作用があります。
冬は乾燥すると静電気が発生しやすくなりますが、調湿作用により静電気も抑えられます。

3. 癒しの効果

木材には、「フィトンチッド」と呼ばれる成分が含まれており、癒しの効果をもたらします。
欧米では、自然療法として森林浴が医療の現場で実際に取り入れられており、保険の適用がなされる地域もあります。
実際に研究により、「フィトンチッド」には、血圧を下げたり、脈拍を安定させたりと、自律神経を整える効果が確認されています。
アロマテラピーでもよく利用される成分で、木の香りを楽しみながらリラックスできます。

4. 時間経過による味わいを楽しめる

無垢材は、時間経過とともに質感や素材感が変化していき、家を育てる感覚で楽しめます。
人が触れることで、自然な油分でツヤが増し、深みのある風合いが生まれます。
また、無垢材は全体が一本の木から作られているため、傷がついてもヤスリで磨き直せます。
そのため、長年住み続けることができます。

無垢材は、自然素材として近年注目されています。
無垢材には、リラックス効果や調湿効果、温度調節効果など様々なメリットがあります。
これから豊中でお住まいを建てる予定の方は、ぜひ長く安心して暮らせる家づくりに無垢材を検討してみてください。