注文住宅の魅力といえば、やはりその自由度の高さではないでしょうか。
特に間取り決めには気合いが入りますよね。
しかし理想的な間取りを形にするのは意外と難しく、住みづらい環境になってしまうかもしれません。
そこでこの記事では、間取り決めのポイントとおしゃれに見せるコツをご紹介します。
間取りを決めるうえでとにかく重要なのが、生活動線を意識することです。
注文住宅を選んだからには、理想の生活というのがあると思います。
その理想をどれだけ形にできるかが、成功の鍵を握っているでしょう。
コツは、人の動きがスムーズになるような間取りにすることです。
例えば、起きてから朝の準備をするためにどのような移動をするのか、客人が来たときには家族の生活空間と近すぎないかなどを配慮することで、生活しやすい空間を作れるでしょう。
ちょっとした工夫で、室内は一段とおしゃれに見えるものです。
ここからは、そんなおしゃれに見せるアイデア例を3つご紹介します。
1つ目は、スキップフロアをつくることです。
スキップフロアとはいわゆる1.5階や2.5階のことで、階段の途中につくるちょっとしたスペースのことを言います。
上部を生活空間に、下部を収納にすることで空間を無駄なく使えるので人気です。
2つ目は、サンクンリビングです。
これは1階の床を部分的に掘り下げたもので、スキップフロアの逆とも言えるでしょう。
床が低くなることで天井が高く感じられるほか、段差部分は椅子として利用できるのも嬉しいですね。
ただし、小さいお子様や体の不自由な方が生活する場合は、かえって不便で危険になってしまうので注意が必要です。
最後は、ロフトです。
上の2つは初めて聞いたという人も、ロフトを知っている人は多いのではないでしょうか。
ロフトと言えば狭苦しくて収納くらいしか使い道がないと思うかもしれませんが、大人が立って移動できるだけの高さを確保できる場合もあります。
収納だけでなく、趣味の部屋としても使えますね。
ロフトのデメリットを挙げるとすれば、高い位置にあるため熱気が溜まりやすいことです。
冬にはありがたいですが、夏場は温度調節に苦労するかもしれません。
注文住宅の間取りについてのお話でした。
間取りは住宅を構成する最も根底の要素でもあります。
実際に住んで後悔することがないよう、間取り決めには十分すぎるほど力を入れることをおすすめします。
ぜひたくさん時間をかけて、理想のマイホームを手に入れてください。
この記事が、少しでも皆さんの手助けになれば幸いです。