テレワークが増えたり、自宅で趣味に没頭できる時間が増えたりしている方も多くいらっしゃるでしょう。
そのような方には、書斎を設けるのがおすすめです。
この記事では、書斎を設けることによるメリットと、使いやすい書斎にするためのレイアウトのポイントについてご紹介します。
書斎を設けるメリットとしては、以下が挙げられます。
テレワークや趣味など自分だけの作業に没頭できるのが、書斎の最大のメリットと言えます。
「書斎がなくてもリビングで作業はできるが、家族がいて集中できない」という方は、静かに落ち着いて作業ができる部屋があると便利です。
仕事の効率が落ちてきているなと感じている方には、特におすすめです。
家族と言っても、四六時中一緒にいるとしんどいと感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。
家族と適度な距離感を保ち、一人で過ごせる環境を作ることでストレスフリーな生活に近づけられます。
プライバシーを重視した書斎を作りたい方は、完全個室タイプや、家計簿のようなゲストに見られたくないものを隠せる見えない収納を付けるのがおすすめです。
気持ちのONとOFFを切り替えられるところも書斎のメリットと言えます。
在宅ワーカーは日常生活と仕事の両方を自宅で行わなければなりませんが、書斎があることで家事の合間に仕事をしたい場合でも、すぐに気持ちを切り替えられます。
自分の時間が少なくても、書斎なら好きな漫画や本に没頭したり、手紙を書いたりしてメリハリのある生活が実現できます。
使いやすい書斎にするためには、レイアウトを工夫する必要があります。
書斎のレイアウトのポイントとしては、以下の通りです。
・用途に合わせてデスクやカウンターのサイズを決める
・採光を意識して窓を設置する
・パソコンの配置に合わせてコンセントを計画する
・使いやすい収納を設ける
・主照明や手元灯など使い分けができる照明計画をする
・設計や間取りを工夫して防音対策をする
書斎で何をするかによって、レイアウトも大きく異なります。
そのため、書斎を設ける明確な目的を持ったうえで、レイアウトを考えていくと良いでしょう。
働き方の多様化から在宅時間が増え、注文住宅を建てる際に書斎を設ける方が増えています。
書斎を設ける際は、他のスペースが狭くなる可能性があり、使い勝手が悪いとデッドスペースになってしまうことに注意が必要です。
どのように書斎を使用するかを具体的に考えることで、使い勝手の良い書斎を作れるでしょう。