注文住宅を建てるのであれば、なるべく広いお風呂にしたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、憧れだけで決めてしまうと、後々後悔してしまう可能性もあります。
この記事では、お風呂の広さの目安とお風呂の広さを決めるポイントについてご紹介します。
注文住宅完成後に後悔することのないよう、しっかりとお風呂の広さを考えましょう。
お風呂の広さには様々な種類があり、長方形のお風呂の場合、奥行きはほぼ同じですが、横幅に違いがあります。
基本的にコンパクトサイズは100センチメートル以下、広々サイズは180センチメートル以上となります。
身長160センチメートル未満の方は、100から130センチメートル程あればゆったり入れます。
身長180センチメートルの方でも、140センチメートル程あれば、膝を少し曲げて入れるでしょう。
お風呂のサイズは、わずかな違いでも感じ方が異なるため、ショールームに行って実際の広さを確認することをおすすめします。
お風呂の広さを決めるときは、それぞれのケースによって適切な広さが異なります。
小さな子どもがいるご家庭では、子どもと一緒にお風呂に入ることも多いでしょう。
同じ浴室に複数人で入る場合は、1.25坪であれば広々と入れます。
ただし、いつまで一緒にお風呂に入るのかを考えておきましょう。
また、車椅子や介助が必要な方がいるご家庭では、1.25坪の広い浴室であれば安心でしょう。
手すりの設置や段差の解消など手を加えた方が良い場合も多いです。
リビングと浴室、洗面脱衣所の温度差により、ヒートショックが引き起こされます。
ヒートショックが不安な方もいらっしゃるでしょう。
部屋が広いと寒くなりやすいため、ヒートショックを引き起こすリスクが高まります。
予防策として浴室暖房を使用している方も多いですが、部屋が狭い方が暖まるのも早くなります。
浴室が広いと床や壁の面積が増えるので掃除の手間が増えてしまいます。
掃除する回数は変わらないため、1坪であれば、日々の負担を軽減できます。
注文住宅でお風呂をつくるときは、必要な設備やランニングコストを考えたうえで決めると良いでしょう。
また、それぞれのケースによって適するお風呂の広さが異なるため、家族で入るのか、ヒートショックを予防したいのか、お掃除の負担を減らしたいのかなど、目的ごとに広さを考えてください。
注文住宅のお風呂の広さに迷っているという方は、お気軽に当社までご相談ください。