「階段をどこに設置したら良いかわからない」
「階段の種類はどれを選ぶのが最適か知りたい」
このようにお悩みの豊中市にお住まいの方は必見です。
今回は、注文住宅において階段を設ける位置とその種類について具体的に解説していきます。
注文住宅の階段の設置場所ですが、場所ごとにメリット及びデメリットがあるのでご紹介します。
まず、主流なものはリビング階段です。
リビングに階段を設置するメリットは、リビングに家族全員が自ずと集まりやすくなるので、家族間の交流が増えることです。
一家団欒を重視するご家庭にとっては最適です。
デメリットは、来客があった際に家族が客人と顔を合わせてしまうというケースです。
来客は部屋を移動するときにリビングを経由するので、リビングでくつろいでいる姿を見られる場合もあります。
また、断熱性や気密性を考えないと、熱が逃げやすく、電気代が高くなることがあるというのもデメリットです。
検討しておくことをおすすめします。
他に、玄関ホール階段というスタイルもあります。
これはリビングを経由せず、玄関を上がってすぐに2階へ上がれます。
これは、リビング階段のデメリットである、家族が来客者と顔を合わせてしまうという心配がありません。
また、階段は廊下とのみ繋がっている構造なので空調や防音を気にする必要もありません。
これらがメリットですが、デメリットもあります。
デメリットは家族間で顔を合わせる機会が減る可能性があるということです。
しかし、このデメリットは個室の割り振りによって解決できる問題なので、デメリットとしては大きくないものですが、家族の団欒を重視するならこちらではなく、リビング階段を選ぶことをおすすめします。
階段は大きく分けて5種類あります。
1つ目は、直階段です。
こちらは文字通りまっすぐの階段です。
特徴としては、作りがシンプルで、最も低コストです。
ある程度の長さと広さが必要です。
デメリットは転んだ時のリスクが増すことです。
2つ目は、かね折れ階段です。
こちらは踊り場で直角に折れている階段のことです。
直階段よりは安全性が高いですが、踊り場で足を取られる可能性もあるので、手すりをつけることをおすすめします。
3つ目は、折り返し階段です。
こちらは踊り場で180度折り返す階段です。
踊り場が広いので、安全性は高くなります。
また、住宅の中央部に設置すると、廊下を少なくし、住空間を広く確保しやすくなります。
4つ目は、カーブ階段です。
こちらは途中でカーブを描いている階段です。
柔らかく、優雅な印象を与えやすくなります。
一般的な住宅にはなかなかないので、おしゃれな雰囲気を求める方にはぴったりです。
5つ目はらせん階段です。
らせん階段は柱を軸に階段となっているものですが、なんといっても場所を取らないことがメリットです。
デメリットは、コストが他の階段よりかかることと、階段の幅によって、上の階に大きな荷物を持ち運ぶのが難しくなるという点です。
しかし、おしゃれな見た目で人気は高い傾向にあります。
今回の記事では、注文住宅で階段を設置する時の場所と種類について、メリットやデメリットを含む特徴を具体的に紹介しました。
ここで紹介したことを参考に、階段を選んでいただけると幸いです。
この記事に関してご不明な点がございましたら、当社までお問い合わせください。