注文住宅で予算オーバーになる原因について3つご紹介します。
1つ目は、相談段階で予算オーバーしていることです。
注文住宅はプランナーと相談しながら、希望のイメージに沿ってプランを決めていきます。
この際、希望のプランを全て反映させるなどすると予算オーバーの原因になってしまいます。
2つ目は、途中で大幅にプラン変更することです。
注文住宅を建築していると、途中でさまざまな要望が浮かんできます。
要望がでてくるたびにプランを変更していると、もともとのプランから大幅にずれてしまいます。
このプラン変更が原因となって、予算オーバーが起こります。
3つ目は、建物代と土地代だけで予算の計算をしていることです。
予算を考える際、建物代と土地代だけで計算してしまう例はよくあります。
家を建てる場合、土地や建物の代金の他にも、排水溝の工事代や地盤の調査代、現場の管理代などの費用がかかります。
これらの費用を考慮した上で予算を計算しましょう。
予算オーバーを避ける方法について紹介します。
1つ目は家や屋根の形をシンプルにすることです。
家や屋根の形はシンプルな方が材料費や人件費がかかりません。
住んだ後のメンテナンスでも、コストを抑えることができます。
2つ目は間仕切りを減らし、オープンな空間づくりにすることです。
間取りもできるだけ凸凹を無くし、シンプルにしましょう。
間取りをオープンにすると壁やドアなどの費用がかからず、予算を削ることができます。
間仕切りを無くすことで開放的にもなり、通風や採光を望めます。
3つ目は水回りスペースの位置をまとめることです。
キッチン、ユーティリティ、バスルームなどの水回りスペースを隣接させることで、給排水管が短くなり、材料費や施工費を節約できます。
水回りスペースがまとまっていると、使い勝手も良いし費用も抑えられます。
4つ目はできるだけ既製品のドアや建具を使うことです。
規格外のモノを使用すると割高になります。
例えばテレビボードやキッチン収納などは既製品のほうがコストを抑えられます。
思い切って見せるキッチン収納にするのもおすすめです。
5つ目は外壁もシンプルにしてメンテナンスコストを考えることです。
外壁材などは複数種類使うとロスができるため、なるべくシンプルにしましょう。
タイル1種類、塗り壁1種類など同じ物を使うのが節約のコツです。
しかしメンテナンスにかかる費用も考えておく必要があります。
6つ目はできるだけ自分たちも工事に参加することです。
ウッドデッキを作ったり、クロス貼りや塗り壁など自分たちでもDIYしたりできればコストダウンできます。
壁クロスは何度も貼り替えできますので、最初から高価な物は必要ありません。
今回は予算オーバーの原因と予算オーバーを避ける方法について紹介しました。
この記事を参考にしていただけると幸いです。
何かご不明な点がございましたら当社までお気軽にご相談ください。