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バルコニーとは、建物の外壁部分に張り出した屋根のない手すりつきのスペースを指します。
ベランダとの違いは、屋根の有無とスペースの広さです。
屋根がある狭いスペースがベランダで、屋根のないスペースがバルコニーです。
注文住宅でバルコニーを設置するメリットとしては、以下のようなものがあります。

バルコニーを設置するメリットは洗濯物や布団を干すことができることです。
バルコニーの使用目的として一般的なのは洗濯物を干すスペースとしての活用であるためこのメリットは大きいです。
また、開放的なリラックススペースとしての使用や、バーベキューや家庭菜園としても使えます。
そして、室内の日当たりをより良くできます。

注文住宅にバルコニーを設置するデメリットは費用がかかることです。
そして、屋外を楽しめる時期は限られていることです。
バルコニーを検討する際には、使用目的を明確に計画しましょう。

バルコニーを設計する上での注意点について紹介します。

1つ目はそもそも本当に必要かどうかです。
憧れで作ってしまうと、使う機会があまりなく後悔してしまう方も多いです。
バルコニーは1部屋分くらいの大きさであるため、しっかり考えてから検討しましょう。

狭いベランダで洗濯物を干すのを避けたい場合はバルコニーを取り入れる価値があります。
しかし、BBQ経験が豊富で普段からライフスタイルに取り入れたい場合は庭でも実現可能であるため、バルコニーが本当に必要かどうかを考え直しましょう。

3つ目はフェンスや手すりなど落下防止措置についてです。
見晴らしのよさも大切ですが、安全性を無視できません。
壁周辺に登れるような椅子などを置くのも良くないでしょう。
小さなお子さんやペットがいる方はより注意しましょう。

4つ目はウッドデッキを使う場合の経年劣化です。
ウッドデッキを設置する場合、防腐と防虫の処理が必要です。
バルコニーそのもののメンテナンスもする必要があり、維持や管理の手間は2倍になります。

5つ目は日よけ用のシェード設置についてです。
ルーフバルコニーには、日よけ用のシェードをセットで準備しましょう。
巻き込んで収納できるタイプのシェードは邪魔にならないので、夏になる前に設置を検討しましょう。

今回はバルコニーのメリットとバルコニーを設計するときに考慮することについて紹介しました。
この記事を参考にしていただけると幸いです。
何かご不明な点がございましたら当社までお気軽にご相談ください。