本日は豊中市S様邸で埋蔵文化財試掘調査をしてきました。
豊中市内では、『文化財保護法』に基づき、周知の埋蔵文化財包蔵地に該当する範囲で、
掘削を伴うすべての建築・開発工事等を行う場合、埋蔵文化財発掘の届出の提出が必要なのです。
埋蔵文化財とは,土地に埋蔵されている文化財(主に遺跡といわれている場所)のことです。
埋蔵文化財の存在が知られている土地(周知の埋蔵文化財包蔵地)は豊中市で現在82カ所確認されています。
家や学校などの身近な場所が遺跡の中にあることは珍しくありません。
「遺跡」を想像されるとき何となく遠い場所のこと、と思いますが身近な場所で遺跡が発見されている例は
数えればキリがないので、私たちの住む町にも古くから人びとがずっと生きてきたんだという事を感じますね。